EGWebプロ(EGweb)とは|月額9,900円のクラウド型事故車見積りの機能と料金

EGWebプロ(メーカー表記はEGwebプロ)は、株式会社プロトリオスが提供する、ブラウザだけで使える事故車修理見積書作成のクラウドサービスです。インストールが要らず、国産乗用車を中心に約1,500車種の指数と部品を収録し、車種データと部品価格は毎月自動で更新されます。料金は月額プラン(EGwebマンスリープロ)が月9,900円(税込)、年額プランが年112,200円(税込)です。この記事では、プロトリオスの公式製品ページで確かめた内容をもとに、EGWebプロの料金の仕組み、申し込みから使い始めるまでの日数、見積書を作る10のステップ、推奨環境、無料デモ、向いている板金工場を整理しました。

この記事で確認した一次情報

EGWebプロとは(ブラウザで使う事故車見積書作成サービス)

EGWebプロとは、株式会社プロトリオスが鈑金塗装工場向けに提供する、事故車修理の見積書作成に特化したクラウド型サービスです。パソコンにソフトを入れる必要がなく、インターネットにつながるパソコンやタブレットのWebブラウザを開けば使えます。収録は国産乗用車を中心に約1,500車種で、輸入車とトラックは対象外です。指数テーブルマニュアルと車種別編の指数テーブル(2002年10月発行以降の車種)を収録しており、部品はイラストから選べます。車種データ(新型車データと部品価格)は毎月自動で更新されるため、DVDを取り込むような更新作業はありません。見積データはクラウドに保存されるので、パソコンが壊れても見積りが消えないと公式ページは説明しています。料金は月額と年額の2つで、どちらも使える機能は同じです。

項目 EGWebプロ(2026年10月 公式ページの記載)
メーカー 株式会社プロトリオス
提供形態 クラウド型(Webブラウザで利用、インストール不要)
収録車種 国産乗用車中心に約1,500車種(輸入車、トラックは対象外)
データ更新 車種データ、部品価格とも毎月自動更新
収録資料 指数テーブルマニュアル、車種別編・指数テーブル(2002年10月発行以降の車種)
伝票の保存 最大200件(201件目から古い順に削除)
無料デモ あり(ID登録不要、1車種のみ)

EGWebプロの料金(月額プランと年額プラン)

EGWebプロの料金は、月額プランのEGwebマンスリープロが月9,900円(税込)、年額プランのEGwebプロが年112,200円(税込、月換算約9,350円)です。月額プランは初期費用、オプション料金、最低利用期間がなく、クレジットカード決済で1か月単位で使えます。毎月26日に翌月分が自動で決済され、解約はBSRweb会員のマイページから毎月25日15時までに手続きします。年額プランは1年分の一括払いで、利用期間の終わりは6月30日にそろえられており、申し込む月によって金額が変わります。たとえば9月26日から10月25日までに申し込むと、11月1日から翌年6月30日までの8か月分で74,800円(税込)です。月額と年額で使える機能に違いはありません。

プラン 料金(税込) 支払いと条件
月額プラン(EGwebマンスリープロ) 月9,900円 クレジットカード、初期費用・最低利用期間なし、毎月26日に自動更新
年額プラン(EGwebプロ) 年112,200円(月換算約9,350円) 1年ごとの一括払い、利用期間は6月30日まで、申込月で金額が変わる
年額プランの例 74,800円 9月26日〜10月25日の申し込みで11月1日〜翌年6月30日の8か月

このサイトのトップの比較表では、当サイトでの取扱い価格の目安として1年間102,000円(税別)を参考価格に載せています。税込にすると年額プランの112,200円と同じ水準です。他の製品との費用の比べ方は板金見積システムの選び方で扱っています。

EGWebプロの申し込みから使い始めるまで

EGWebプロは、申し込んだ当日から使えるサービスではありません。公式ページは、即日利用の希望は受けられないと明記しています。月額プランは、毎月25日までの申し込みなら翌月が利用開始月となり、申し込み時に翌月分の利用料が決済されます。IDの発行には数日かかり、ログイン情報はメールで届きます。毎月26日から月末までの申し込みは翌月の受付扱いとなり、決済されるのは翌々月分です。年額プランは、申し込み月の翌月から使えます。月額プランの申し込みには、プロトリオスのサイト「BSRweb」の無料会員登録と、3Dセキュア2.0に対応したクレジットカードが必要です。事故車の入庫に合わせて急いで始めたい場合は、締め日の25日をまたがないように申し込むと待ち時間を短くできます。

途中解約や日割りでの返金はありません。月額プランと年額プランを切り替えると見積データは引き継がれず、解約後は過去の見積データを閲覧・編集できなくなります。1つの申し込みで複数の端末から同時に使うこともできません。いずれも公式ページの注意事項に書かれている内容です。

EGWebプロで見積書を作る10のステップ

EGWebプロの見積書づくりは、初期設定から過去伝票の表示まで、画面に沿った10のステップで完結します。公式ページが挙げる流れは、初期設定、車両選択、損傷エリアと損傷程度の選択、鈑金作業と部品の選択、塗装作業の選択、選択項目の確認と編集、伝票情報の入力と編集、伝票画面の閲覧と印刷、出力する車両情報の選択、過去伝票の表示です。損傷エリアと損傷強度(強・弱)を選ぶと、見積りに必要な部位が優先的に表示されるため、画面を探し回る時間が減ります。

  1. 初期設定で単価と材料費率を登録する

    鈑金と塗装それぞれの対応単価を登録すると技術料が自動で計算されます。塗装の材料費率や材料費算出用単価、10円未満の端数、値引き、帳票に出す会社情報も登録できます。

  2. 車両を選ぶ

    車名から選ぶほか、車検証や現車が手元にあれば型式指定・類別区分から検索できます。続いてグレードとカラーコードを選びます。

  3. 損傷エリアと強度を選ぶ

    見積り方向の選択で、前と後ろの表示順も切り替えられます。

  4. 鈑金作業、部品、塗装を選ぶ

    イラストの番号や作業名から選び、内板骨格と外板板金の画面で修正箇所を加えます。塗装はカラーコードや塗料、割増項目の条件を確かめます。

  5. 確認、伝票入力、印刷

    数量、指数、部品価格、技術料を確認画面で書き換えられます。伝票は見積書や請求書に切り替えでき、PDFで閲覧、印刷、保存ができます。

帳票はカラーとモノクロの2種類があり、モノクロはFAXで送っても見やすい形です。帳票Bを選ぶと、車両情報に型式指定・類別区分、初年度登録、走行距離、トリムを加えられます。保存した伝票は再編集できますが、部品価格などは作成した月のデータのまま残るため、必要なら手で直します。単価の決め方は指数対応単価(レバーレート)とはを参考にしてください。

板金見積システム選びを、専門家に無料で相談

自社の単価を登録して技術料を自動計算できる板金見積システムを、扱う車種と保険修理の件数に合わせてご提案します。EGWebプロとコグニセブンは体験版もお申し込みいただけます。

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EGWebプロの推奨環境と通信量

EGWebプロの推奨環境は、インターネットが閲覧できるパソコンかタブレット端末の、最新版のWebブラウザ(Edge、Chrome、Firefox、Safari)です。スマートフォンでの利用は勧められておらず、Amazon Silkやモバイル端末の独自ブラウザも対象外です。印刷はパソコンからの利用が推奨されています。データ通信量の目安は1車種(セダン)あたり約30MBで、通信料は利用者の負担です。タブレットで現車の横に立って損傷を入力し、事務所のパソコンで印刷する、という使い分けもしやすい作りです。インストール型のソフトと違ってパソコンのOSに縛られにくい一方、インターネットにつながらない場所では使えません。工場の電波状況やWi-Fiの届く範囲は、導入前に確かめておきたいところです。タブレットでの見積りの考え方は板金塗装の見積もりアプリとタブレット見積の選び方で詳しく説明しています。

EGWebプロの無料デモと体験版

EGWebプロは、ID登録もクレジットカードも要らない無料デモを公式ページで公開しています。デモで操作できるのは1車種のみで、指数テーブルマニュアルと車種別編・指数テーブルはデモでは閲覧できません。このサイトのトップでも、EGWebプロの体験版を利用期間の制限なし、1車種のみ操作可能として案内しています。デモで確かめたいのは、損傷エリアを選んだときの部位の出方、技術料の自動計算、帳票の見た目の3つです。自社の単価を初期設定に入れて、普段の見積書と同じ金額が出るかを比べてみると、移行したときの違和感を事前につかめます。体験版やExcelでできることとの比較は板金塗装の見積もりソフトは無料で使える?にまとめています。

EGWebプロが向いている板金工場

EGWebプロが合うのは、国産乗用車の見積りが中心で、初期費用をかけずに月額で始めたい工場です。見積りの件数が月に数件のように少ない工場でも、月9,900円(税込)の範囲で最新の指数と部品価格を使えます。データ更新の作業が要らないため、パソコンに詳しい担当者がいない工場や、事務所の外で見積りしたい工場にも向いています。一方で、輸入車とトラックは収録の対象外です。伝票の保存は最大200件で、それを超えると古いものから消えるため、見積りの件数が多い工場は、PDFで保存する運用を決めておく必要があります。売上や請求、入金の管理までソフトの中で完結させたい場合は、管理機能を持つインストール型の製品も比べてください。

工場の状況 EGWebプロとの相性
初期費用をかけずに始めたい 合う(月額プランは初期費用・最低利用期間なし)
見積りの件数が少ない 合う(1か月単位で利用可能)
タブレットで見積りしたい 合う(PC・タブレットのブラウザを推奨)
輸入車、トラックの入庫が多い 収録対象外のため、別の製品を検討
複数人が同時に見積りする 1申し込みで同時利用不可。人数分の契約を検討

まとめ

EGWebプロは、株式会社プロトリオスのクラウド型事故車見積書作成サービスで、国産乗用車を中心に約1,500車種を収録し、車種データと部品価格は毎月自動で更新されます。料金は月額プランが月9,900円(税込)、年額プランが年112,200円(税込)で、機能の差はありません。申し込みは毎月25日が締めで、即日の利用はできません。伝票の保存は200件までです。無料デモで自社の単価を入れて金額を確かめ、国産乗用車中心の入庫に合うかを判断してください。

よくある質問

EGWebプロとEGwebマンスリープロの違いは何ですか?
支払い方法の違いです。EGwebプロは年額プラン(年112,200円・税込)、EGwebマンスリープロは月額プラン(月9,900円・税込)で、公式ページは使える機能に違いはないと説明しています。
EGWebプロでトラックや輸入車の見積りはできますか?
できません。公式ページは、収録の約1,500車種は国産乗用車中心で、輸入車とトラックは対象外と明記しています。
EGWebプロは申し込んだ日から使えますか?
即日の利用はできません。月額プランはIDの発行に数日かかり、毎月26日以降の申し込みは翌月の受付扱いになります。年額プランは申し込み月の翌月から使えます。
EGWebプロをスマートフォンで使えますか?
公式ページはスマートフォンでの利用を勧めていません。パソコンかタブレット端末の最新版のWebブラウザで使い、印刷はパソコンからが推奨です。
EGWebプロの見積データは何件まで保存できますか?
伝票は最大200件まで保存でき、201件を超えると一番古いデータから順に削除されます。残したい見積書はPDFに変換して保存しておきます。
見積書の作成と、整備の請求や顧客管理はまとめられますか?
EGWebプロは見積書の作成に特化したサービスです。顧客や車両、請求の管理は自動車整備ソフトで行う工場が多く、整備ソフト おすすめの情報を比べるときは、見積書のPDFや金額をどう取り込むかも確認しておくと二重入力を減らせます。車販ソフトを使っている場合も同じです。

参考にした一次情報

この記事は次の一次情報をもとに作成しています(2026年10月24日確認)。

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